カマルグの夕暮れに溶け込む紅い水鳥 -南仏人の父から学ぶバカンス-

カマルグの夕暮れに溶け込む紅い水鳥 -南仏人の父から学ぶバカンス-

Bonjour!
 
自然が鮮やかな移ろいを見せ始めるこの季節、皆さまはいかがお過ごしでしょうか🎐🍂
 
前回の記事ではカマルグの魅力を少しご紹介させていただきました。
 
今回は、その自然の中でも特に象徴的な動物についてお話ししたいと思います。
 
  
 
カマルグの象徴、野生のピンクフラミンゴ🦩
  
 
カマルグは、年間1万羽以上野生のピンクフラミンゴが集まる重要な繁殖地です。
 
特に、春から夏がフラミンゴ観察のベストシーズンです。
 
春には多くのフラミンゴが湿地に戻り、巣作りやヒナの世話に忙しくなる様子が広がります。湿地がピンクに染まる光景はまさに圧巻です!
 
一方、冬季のカマルグにはまた別の独特な魅力が広がります。
鏡のように凪いだ水面に薄い霧が立ち込める中で、数羽のフラミンゴが悠然と過ごす姿が見られます🦩❄️
 
フラミンゴをはじめ、さまざまな鳥たちの見どころを季節ごとにまとめました。カマルグ周遊をご検討の方は、ぜひご参考にしてみてください♪
 
 
【フラミンゴ・鳥の見どころ時期】
◾️春(3月〜5月)
カマルグが生命で溢れる季節です。
多くの渡り鳥が戻り、特にフラミンゴやシギたちが湿地を彩ります。繁殖シーズンには数千羽のフラミンゴが一斉に集まり、巣作りやヒナの世話をしています。若い野生動物たちも見られるチャンスです!
 
◾️夏(6月〜8月)
カマルグを象徴する季節のひとつです。
ピンクの海原のように広がるフラミンゴの群れが、ヒナの食事や子育てに忙しくする姿は見応えがある熱帯地域にいるようなエキゾチックな光景です。
日中の陽射しは強いですが、早朝や夕暮れに湿地を歩くと自然の恵みを感じられます。
ツアーが多く、繁忙期なので予約はお早めに!
 
◾️秋(9月〜11月)
アフリカに向かうシギ類の大移動が見られる季節です。フラミンゴのヒナも親鳥とともに新たな空への飛翔を夢見ています。
自然の活気を感じさせてくれた夏の後に新たな活動を始める時期でもあるので、
金色に染まった湿地の中で、落ち着いたバードウォッチングが愉しめます。
 
◾️冬(12月〜2月)
渡り鳥の一部は残り、静寂な自然に包まれた中で鳥の観察が愉しめます。
観光客もまばらなカマルグの冬の風景は独特で、
澄んだ空気と広大な湿地が静かな美しさを魅せながらゆったりと流れる時間の中で、少数のフラミンゴたちが佇む姿が見られます。 
 
 
 
四季折々に変わるカマルグの風景と動物たちは、何度訪れても新たな発見があり、飽きることがありません。
 
たった一季節の中でも、多様な描写が楽しめます。
 
例えば、夏の思い出深い夏季の情景は、
 
青空とピンク色のフラミンゴは、互いに対照的な色合いを持ちながらも、風に揺れる瞬間はピンク色が透けるような柔らかさを見せてくれます。
 
また、蜃気楼の中ではそのコントラストが一層際立ち、フラミンゴのピンク色が幻想的に浮かび上がる光景が広がります。
 
これらの瞬間は、自然が織り成す美しさを感じさせてくれる貴重な宝物でもあるのではないでしょうか。
 
見るたびに新たな感動を与えてくれるカマルグ。
 

ぜひ、フラミンゴや他の鳥たちが自由に飛び回る姿を見ながら、自然との一体感を味わいに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

  

最後に、

今回は鳥のお話をしたのでMIDI DECOの鳥柄をご紹介🐓

長方形テーブルクロス250/ムスチェ

 

次回はカマルグの白い馬と黒い馬をご紹介しますね🐎🐄

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