フランスのサバンナ -南仏人の父から学ぶバカンス-
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Bonjour!Minaです。
出張やポップアップが続き、ようやくブログを更新できました。
気がつけば、もう9月。秋の気配が近づいていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?🍂
今回は「とある通り道」での思い出をお話ししようと思います。
先日ご紹介したリゾート地「ラグランドモット」での思い出ももちろん印象的でしたが、その旅路の途中に広がっていた風景もまた、思い出として色濃く残っています。
気温は45度。
体の水分をじわじわと吸いとるような気候の中、ラグランドモットを目指して車に揺られた記憶があります。
幼い頃は車窓から見える景色が当たり前でしたが、今思い返せば心に焼き付いている美しい景色でした。
広大な湿地帯に野生のピンクフラミンゴの大群、湿原の草を食べる白馬に黒牛。
ピンク色に染まった壮大な塩田の後には、雪のように真っ白な塩山が続き、その中で塩をかき集める職人たち。
ラグランドモットでひと泳ぎした帰り道の夕暮れ時、一斉に飛び立つフラミンゴの光景。
記事を書きながら記憶が蘇ります。
今回は、そんな私の「記憶の通り道」をご紹介。
「Camargue(カマルグ)」
ヨーロッパでも屈指の広大な湿地で、10万ヘクタール近くに及ぶほど。
例えると東京ドームの21,000個分近くです。(すごい、、、)
耕地や牧草地、水田など、8つの異なる環境があり、
動植物が大きく分けても1600種類ほどが生息しているようです。
この貴重な生態系はとても大切にされていて、フランスでは国立自然保護区として守られています。
それに加えて、ユネスコの生物圏保護区にも登録されていて、動植物の保護と管理がしっかり行われています。
引用先:CIELA VILLAGE | The Camargue
稲作も有名なこの地域は、特殊な湿地の地質と豊かな生物多様性が特徴で、
ここに生息する植物や昆虫、動物が盛んなため、農業や環境関連、生態学の分野などの学者や研究者を引き寄せています。
日本で知られているフランスのイメージと全然違った景色ですよね。
別名、サバンナのフランスと言ってもいいかもしれないぐらい、
日本で持たれているフランスのイメージとは違った愉しみ方ができる所です。
ご紹介したいことが盛り沢山なカマルグですが、
次回はこの地域で特に有名なものからお話しさせていただきたいと思います⛵
それでは!Chao♪
Mina